最初の区画の20aの4段目脇芽かきと1段目摘果

トマト栽培基本

6月24日(土)今日は最初の区画の20aの4段目の脇芽かきと1段目の摘果作業をしました。

あまり脇芽を伸ばしてしまうと傷口も大きくなってしまうし、ゴミはかさばるしせっかくの養分も無駄に脇芽にとられてしまってもったいないので、なるべく早めにとってあげます。

脇芽かきのついでに次回誘引しやすいようにビニール紐の裏に回っていたり、支柱の裏に回っている樹を手前にもってきておきます。

あとは脇芽かき作業で成長点を見るので、成長点の具合を見ながら1段目に何果残すか判断して摘果していきます。

このくらいの成長点の感じなら2段目は6果ついているし、3段目も7花咲いているので1段目は4~5果にします。

1段目9果もついているので摘果します。

こんな感じで全部の樹を一本一本見ながら、その樹に合わせて残す玉数を決めていきます。

樹によっては2果しか残さない場合もありますし、2段目に3果しかついていないため1段目は6果残す樹もあります。

今日の最初の区画の20aは樹勢が強めだったので今まで摘果せずに残しておきましたが、今日の成長点を見た感じ少し負担が多そうだったので脇芽かきのついでに摘果してあげました。

摘果を遅らせたおかげで樹にブレーキがかかって、暴れることもなくちょうど良い感じでもってこれたと思います。

梅雨時期はどうしても日照不足で同化産物が足りなくなってしまい、着果負担と合わさって樹勢が落ちてしまいます。

追肥したり灌水したり葉面散布したりと樹勢を上げようと色々やってみましたが、やっぱり一番効果的なのが摘果作業になります。

梅雨時期をいかに樹勢を落とさずに乗り切るかがけっこう重要なポイントです。

また雨が続くと病気にかかりやすくなってしまうので、6月と7月は特に消毒作業もしっかり行わないといけません。

さらに曇天が続くとトマトには微量要素欠乏が出てきます。

苦土欠乏と鉄欠乏にとくに注意して毎日の灌水に微量要素の肥料を吸わせています。

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