石灰と微量要素を本圃に散布

トマト栽培基本

今日は本圃にカルシウム資材と微量要素資材を散布して耕耘してきました。

毎年jaに土壌診断をしてもらってますが最近は『あなたの畑には何も投入する必要はありません』と出ているので土改材はなにも入れていません。最初の何年間かは土壌診断の結果で硫酸加里や苦土石灰などを投入していましたが、ここ3年くらいは何も入れていません。

トマト栽培のためにカルシウムと微量要素だけ投入します。

今日の区画は10年目の圃場ですし、トマトも密植ぎみで植えるのでこの区画は基肥でゆっくり効いてくるロング系の肥料も入れておきます。

サンパーを使って一種類ずづ分量を計って手作業でまいていきます。

肥料を散布する機械もあるのですが、手作業でまくのが一番均等にまけて良いと思います。

4月20日にポットに仮植した苗は早ければ5月20日前後に本圃に定植できるので、遅れないようにしっかり準備しておきます。

これからはハウスの中での仕事なので天候に関係なく作業できるので安心です。

4月24日、25日に接ぎ木作業した苗が養生室から出てハウスで順化しています。

5月1日の月曜日にポットに仮植する予定です。

麗月は接ぎ木して養生室行ってからあまり甘やかさないほうが良いような気がします。

初日だけ湿度85%であとは二日目の朝から加湿器を切って、そのまま二日目は湿度が下がったなりですごして、三日目の朝に影の物置ハウスで一日置いて多少萎れても夕方電熱マットのトンネルで一晩たてば次の日の朝には復活しています。復活したその日は遮光シートで一日すごして、次の日遮光シートめくって一日。さらに次の日にはポットに仮植できます。

萎れないよう湿度85%を維持したり気温も25℃以上にならないようタイベックシートを使ったりしましたが、結局萎れない湿度にすると水疱症が出てしまいます。

三日も養生室に入っていたらどんなに気を付けていても水疱症が出ています。

今年は三回に分けて接ぎ木しましたが一回目も二回目も気を付けていたのに水疱症が出たので、三回目はもう萎れてもいいやと思って加湿器も一日で切りましたし、室温もサーモは22℃に設定してタイベックシートもなしでこれ以上手をかけなくしました。

多少萎れは出ましたが水疱症は今までで一番出てないですし、トンネルで次の日には萎れも治っているのでこれで良いかなと思っています。

萎れの影響はこの先一段目の花芽や本葉で出るかもしれません。そこはしっかり観察して次に活かしていきたいです。

まだまだ僕の接ぎ木技術は完成には程遠いです。毎年少しづつでも100点に近づいていれば良いのですが、今年のやり方がはたして正解なのか分かりません。

自分の中で技術が確率していくのが農業の面白いところですし自分だけの財産になりますが、そこまで到達するのに何年もかかるので難しいところでもあります。

正直今年の接ぎ木作業に点数をつけるなら45点といったところです。まだまだ改善点がたくさんあります。

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