昨日と今日で最初の区画の20a分の苗の仮植作業をしてきました。
ポットの土にあらかじめ穴をあけておきます。
一本ずつ取り出して植えていきます。生育の悪い株や根が切れてしまう株は植えないようにします。
接ぎ木の苗なので浅く植えています。シャワー灌水で倒れてしまうのでサポートペンギンという商品で倒れないように支えてあげます。
ポットに植えてペンギンをさして保温のトンネルの準備をすれば完了です。
今日は最高気温が26℃あり、このハウスの中は31℃まで上がりました。まだ小さい苗には少し厳しい暑さでしたが萎れることもなく耐えていました。
今日の暑さを乗り切れるならこの先も心配ないと思います。
仮植が終わったら18日に接ぎ木作業したセルトレイ苗を日陰のハウスに移動しました。
少し萎れる苗もありましたが、まぁ大丈夫だと思います。このセルトレイ苗は養生室に二日しか入っていません。どうしても養生室で三日目になるとぽつぽつと水疱症が出てしまうので、思い切って二日で出してみました。
加湿器もずっと切っているし湿度も一回目より低くしているんですが、やっぱり水疱症が出てしまいます。
水疱症が出ると言っても一つのトレイに10本もないくらいなのでそれほど支障はないのですが、これが三日養生室に入っていると、もっとたくさんの株に出てしまいます。
湿度も自動で調整できて換気も自動で調整できると一番良いのですが、なかなかそこまでは難しいです。
養生室内で水疱症が出ない湿度にすると苗が萎れてしまうし、萎れない湿度にすると水疱症が出てしまいます。
養生室内の気温が上がりすぎないようタイベックシートで囲ってみました。
タイベックシートがあるだけで5℃くらいは室内の気温が下がっています。
これならスポットクーラーまで買わなくても良さそうです。
なんとか今年はこれで苗を作っていこうと思います。