セル苗をハウスに移動

播種~育苗

今日は朝一でセルトレイの苗を養生室からハウスに移動しました。

昨日の夕方から養生室内の設定温度を15℃にしていたので、徒長することもなく台木のグランシールドは9割くらい発芽していました。

台木のグランシールドです。9割ほど発芽しています。

穂木の麗月は5~6割の発芽でしたが一緒にハウスに移動しました。

穂木の麗月です。発芽はまだ5~6割といったところです。

去年の台木のキングバリアの時もそうでしたが、穂木の麗月よりも台木のほうが同日に種まきしても発芽は1日早いと思います。

明日は2番目の区画の分の播種予定ですが、同時まきといっても穂木の麗月から先にまいたほうが良いかもしれません。(最初に播種するセルトレイと最後に播種するセルトレイとでは、7時間ほど差があるので少しでも発芽が揃うようにするためです。)

発芽が同時でも生育のスピードはハウスに行ってからの管理作業で変わってくるので、灌水量や日中の天気に気温、また夜温も気にしながらしっかり管理していきます。

21日播種のセルトレイ苗も22日播種のセルトレイ苗も一緒に移動しました。

セルトレイをハウスに移動して夕方の保温の準備をしたらハウス間の溝を掘りました。

これからポットに仮植した苗を育てるためのハウスのなかに、連日の雨で水が染み出ていたのでハウスとハウスの間の溝を30㎝くらい深く掘りました。

手作業なのでなかなか重労働です。

ハウス内の水はけの改善には暗渠を入れたり、機械で水みちを切ったりといろんな方法がありますが、まず大前提として圃場内の土の高さよりハウス間の溝の方が低くないと、どうしても大雨が降るとハウスの中に水が入ってしまいます。

この作業は本当は片付けが終わった秋にやると良いのですが、どうしても気になったので今日やってしまいました。

明日は最低気温が0℃予報だったので、夕方ラブシート二重にしてその上にスカイテックも二重にして電熱マットのサーモのセンサーを14℃にして帰ってきました。

電熱マットとスカイテック二重のトンネルで、外気温のプラス15℃は保てます。

夜温で最低13℃はキープしたいので、あまり最低気温が低い予報の時はストーブもつけますが、明日はストーブなしで大丈夫だと思います。

トンネルの中にネズミが入れないよう直管で囲っています。

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