今日は今年最初の播種作業を行いました。
台木はグランシールドで穂木は麗月です。
去年は台木にキングバリアを選択したので、台木の方を二日早くまきましたが、今年はグランシールドなので同日に種まきしました。
最初に定植する区画は20aで、本圃に入る苗数は4条の株間40cmで3630本です。
ポットで5%増しで仮植するので3820本。さらにこの1,5倍で種をまくので、この区画では5730粒必要です。
台木は200穴トレイで29枚(5800粒)。穂木は288穴トレイで22枚(6336粒)播種します。
どっちみちこれだけの苗数を1日では接木作業できないので2日に分けて接木します。
ですので播種作業も2日に分けて行います。
今日は台木15トレイ(3000粒)、穂木11トレイ(3168粒)播種してきました。
播種作業で大切なポイントは、とにかくセルトレイに詰める土の量も、種の深さも、セル土の水分量も全部同じにすることです。
セルトレイに土を詰めると、どうしても端のほうが土が少なくなりやすいですし、水をセル土に吸わせるのもよく水を吸う所と吸いにくい所とあったりします。種を1粒ずつ手作業でまくのも事前に5㎜位深く土を押さえているんですが、どうしても均一にならないので1粒ずつ深さを微調整しながらまいていきます。
22℃設定で加温していきます。おそらく50時間~55時間くらいで発芽すると思います。
セルトレイに土が乾かないようにマルチをかけていますが、1つでも芽が出たらすぐにマルチをめくらないとモヤシみたいにヒョロヒョロになってしまいます。よ~く観察しておきます。もう目が離せないですね。
特にサカタのタネのプライマックス処理は一斉に発芽するので要注意です。