ポット土の耕耘

トマト栽培基本

去年から準備していたポットの土を、被覆をめくって耕耘してきました。

去年の10月に畑土と堆肥を同量混ぜて、クロピクテープを埋めてビニールで被覆して一冬そのまま雪の下にしておきました。

今日、被覆をめくってもクロピク特有のツンとする臭いがしなかったので、とっくにガスは抜けていると思いますが、これから毎日2回ずづ耕耘しておこうと思います。もともと畑の土なので石が出てくれば拾って、大きな枝なんかが出てくるときもあります。

クロピクテープは液体のクロピクよりも割高なのですが、散布するのに専用の機械もいらないし、扱いも楽なのでポットの土くらいの量ならテープの方がおすすめです。

また本圃の土壌消毒にバスアミドを計画している場合、一作に一度しか使用できないのでポットの土にはバスアミドは使用出来ません。

クロルピクリンはポットの土で使用しても本圃の土壌消毒に使用できます。消毒効果もバスアミドよりもクロルピクリンの方が強いんじゃないかと思います。除草効果だけで見ればバスアミドの方が上かもしれません。

僕は本圃の土壌消毒にはバスアミドしか使ったことがないのですが、バスアミドで十分効果は感じられます。

ポットの土は高温殺菌もするし、よっぽど病気の心配も雑草が生えてくる心配もないのですが、万が一ポットで病気を出してしまうと本圃全体に広がってしまうので、念のためクロピクテープを使っています。

ちなみにポットの土は半分は完熟堆肥ですし、クロピクテープも使っているので化学肥料はまったく必要ないです。この土で仮植から定植までの30日~35日間、肥料切れも起こさず生育してくれます。

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