育苗ハウスの屋根ビニール張り

トマト栽培基本

今日は昨日準備した育苗ハウスの屋根ビニールを張ってきました。

朝、風の無い6時くらいから作業を始めました。

このくらいの作業量なら2時間くらいで張れます。

今、僕のやらせてもらっているトマトの栽培面積の苗の本数では30mのハウスが3棟でギリギリ入る本数です。本当はもう20mくらいあっても良いのですが、もう1棟増やすと50mのハウスを使う事になるので、ポットの土入れ作業や苗の灌水、またハウス内の加温等の管理作業を考えると、30mハウス3棟で育苗した方が効率が良いという判断です。

規模拡大の予定もあるので、来年からは50mハウスも育苗に使うかもしれません。

育苗ハウスのビニールを張ったら、今度は去年通路に倒したトマトのからを表面が乾いていたので、ひっくり返してきました。

この状態のトマトのからを……
乾かすために裏返します

裏返して3~4日晴天が続けば完全に乾いてしまうので、もう一度ひっくり返して畝の真ん中に寄せます。

そうしたら焼いてしまいます。トマトの残渣に残っているかもしれない悪い菌は高温で死んでしまうし、残った灰には各種微量要素やリン酸にカリウムも含まれているので、ゴミも出ないしトマトの栄養にもなるし、この方法が一番労力が少なくて簡単だと思います。

気を付けないといけないのは、まずから焼き作業をする時は事前に一番近くの消防に連絡を入れておきます。風の無い早朝からスタートし、風が強くなってきたと思えばすぐに作業は中断するし、危ないと思ったら消火できるように灌水用のバルブからホースを伸ばして、いつでも消せるよう準備しています。そして乾燥注意報が出ている時は火を使う作業は当然禁止です。

本圃に定植する時期は決まっているので、から焼きが遅れるとその後の準備が全て遅れてしまうので、日にちに余裕を見て早め早めに作業をします。

年によっては雨が多くてなかなか乾かなかったり、天気が良すぎて乾燥注意報が続いていたりと、思うようにいかなくて焦って作業する年もありましたが、今年は計画通り作業できそうな気がします。

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