トマト栽培の段取り

トマト栽培基本

3月に入って暖かくなり、そろそろ今年も仕事にとりかかろうと思います。

当たり前ですが、トマトの栽培管理で大切な事は、何事もタイミングを逃さない事です。

僕の個人的な考え方ですが、まず定植までを一つの目標にして、何月の何日に定植するか。

定植日から逆算して、じゃあ仮植は何月の何日にするか。

仮植日から逆算して、いつ接木作業するか。接木作業から逆算して、いつ種をまくか。

種まきする日が決まっていると、セルトレイを育てるハウスの屋根ビニール張ったり、腰巻き取り付けたり、土を鎮圧してならしたりと、苗を育てるハウスの準備をしなければなりません。

仮植の日にちが決まっていれば、その2週間前までには、ポットを並べて土を詰めて水をたっぷりと吸わせて、ビニールで被覆して、サイドビニールも張って、両端もビニールで囲って、ポットの土を高温殺菌しないといけません。

同じように、定植の日にちが決まっていれば、それまでに植え穴あけたり、支柱たてたり、マルチ張ったり、灌水チューブ伸ばしたりと、本圃の準備も出来ていなければなりません。

とにかく計画が遅れないように、日にちに余裕を持って段取りしておくことが大切だと思います。

本圃の準備が遅れて定植が予定より遅れてしまったら、苗が老化してしまいその後のスムーズな活着、それからの生育におおきな影響が出てしまいます。

仮植のタイミングが遅れてしまっても同じです。

接木作業にも、仮植時期にも、定植時期にも適期というタイミングがあって、そこを逃さないということが、大前提で大切なことだと思います。

今年も肝に銘じて畑に行ってきます。

タイトルとURLをコピーしました