トマト接ぎ木のための養生室の温度

トマト栽培基本
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もう少しで今年のトマトの播種が始まるので、去年の反省点と今年の対策について残しておこうと思います。

毎年三回に分けて播種をするんですが、去年だと

1回目 3月24日播種→4月14日接木作業

2回目 3月31日播種→4月22日接木作業

3回目 4月8日播種→4月30日接木作業

というふうに分けたんですが、三回目の接木作業が終わって養生室に行く頃には、外気温が28℃という夏みたいに暑い日が何日か続いて、そのせいで養生室内も30℃以上になってしまいました。

本当は養生室内は気温25℃、湿度85%にしたいのに、気温が30℃もあると、湿度も85%では苗がもたなくて萎れてしまいます。なので萎れないために湿度を95%まで上げてやったんですが、その結果、水疱症が出てしまいました。

養生室は自作で、壁や床に断熱材を入れたり、ストーブを入れたり、湿度を保つために密閉したりと、外気温が低くても養生室内は温度を確保できるように作ったつもりだったんですが、外気温が高い時に、養生室内の温度を下げるという事態はまったく想定していなかったです。

それで今年の対策ですが、2回目までの接木作業ではそれほど気温は上がらなかったので、全体的に一週間づつ早く播種作業を始めて、3回目の接木作業が終わる頃を4月の20日前後にしたらどうかなと計画していました。しかし、どうも今年は雪解けも早いし、去年よりも暖かくなりそうなので、一週間前倒ししても間に合わないかもしれません。

あとはタイベックシートで養生室を囲ってみるか、それでもまだ足りなければ、移動できるスポットクーラーという商品が3万~4万円であるので、それを導入してみるか…くらいしか手段がありません。

播種日もこれ以上早くするのは準備が間に合わないし、定植日が早まると霜の心配があるので、この計画の日にちまでで限界ですね。

また実際に作業が始まったら、ブログに残そうと思います。

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